teffteffについて
着物
70年前は当たり前に着ていた民俗衣裳の着物。日常だったはずの衣服がいつの間にやら特別な物に。教室に来られた生徒さんに「きっかけは?」と聞きますと、「母の着物が沢山あるから。。」とか、「その都度、美容院に行くのも大変で。。」など、理由は様々です。会を重ねてお話しをするうちに、共通する1つの思いが心の奥底に横たわっている。
「日本人なのに着物が自分で着れないなんて、ちょっと悲しくて。。」
この言い知れぬ小さな罪悪感は、ボンヤリと心の片隅に引っかかって消える事は無い。何処かで、消したい。着たいのに、着る事が出来無い。
始めましょう。この瞬間から。
絶対に、着れるようになりますよ。絶対に。
教室
私達の教室は、〜式でも〜流でもありません。講師は3人。手順はあらゆる手順のいいとこ取りです。そして言い方は相応しくないかもしれませんが、外国の方に教えるかの如く噛み砕いてお話しします。
腰紐って何?長襦袢って何?
決して恥ずかしい事では無いですね。知らないだけです。知れば良いのです。ネックになるのは帯結び。腰紐を仮紐にして手結びです。基本コースに関しては、器具や道具を使わずにお稽古して行きます。器具で覚えると、器具の使い方を忘れます。忘れてしまったらそれでおしまいですね。紐だけで、シンプルにお稽古しましょう。
販売
出掛ける
自分で着られるようになると、着て出掛けたくなります。教室の中だけで着る事が出来ても、外に出られなければ何の意味も有りませんね。基本コースの授業の中で、着物でランチに行く授業が有り、この日は家から着物を着てお稽古に来て頂きます。いわゆる、実践編です。来て出掛ける為の時間配分や、下準備の仕方。着ていく最中の自分の弱点など体感出来ます。本当の意味で、自分で着られるようになる始めの一歩ですね。
着物イベント
めでたく着物が着れるようになりました!でも、着ていく場所が無い。着なくなると悲しいかな。。忘れてしまいます。折角、お金も時間も使ったのですから忘れてはいけません。teffteffでは、月1で着物イベントを開催しています。歌舞伎やコンサートは勿論の事、お料理教室なども着物でします。ボーリングなども良いですね。人数も様々です。多人数の事もあれば、3〜4人の時も有ります。お友達も参加OK。イベントに参加して着物友達が出来たり、コーディネートの参考にしたり。楽しいですよ。そこから、和裁を始める方もいらっしゃいます。広がりますね。
着物が特別だった日々から、着物が日常に。着れない悲しい気持ちはもう何処にも存在しません。
明日は、どの着物を着ようかな。。
思いにふける自分を、想像して下さい。。